トークセッションクロス1期生座談会

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クロスステーション1期生の4人が本音で語る
「クロスステーションってどんな会社?」

就職活動中の皆さまが気になることと言えば、
やはり先輩社員の「入社してみての感想」ではないでしょうか?
2021年に4つのカンパニーが統合して今の形となった当社で、
若手社員たちはどのように活躍しているのでしょうか?

今回は、各カンパニーで働くクロスステーション1期生(取材当時入社3年目)の同期4名に
現在の仕事や、入社後に感じたギャップ、働きやすさ、やりがいなど
さまざまなテーマでお話ししてもらいました。

K.W.さん、A.N.さん、K.F.さん、K.T.さん

  • リテールカンパニー

    K.W.

    2021年新卒入社

    八王子支店 NewDays八王子店 アシスタントマネージャー

    大学では都市生活学部にて都市について学ぶ。就活時代は不動産業界も並行して見ていたが、鉄道を使った旅行が好きだったため鉄道会社にも興味を持つ。中でも、多くのお客さまを迎え入れる駅での仕事に魅力を感じ、入社を決めた。入社後は八王子支店営業課に配属。その後、2023年10月からはNewDays八王子店のアシスタントマネージャーとして活躍中。

  • フーズカンパニー

    A.N.

    2021年新卒入社

    カフェ営業グループ BECK'S COFFEE SHOP 高田馬場店 店長

    大学で発酵食品やお酒などの醸造科学について学んだことがきっかけで、食に関わる仕事に興味を持つ。中でもJRグループとしての安定性や将来の可能性がある当社に魅力を感じ、入社を決意。入社後は研修を経て、BECK'S COFFEE SHOP 新宿店、そばいち 新宿店に勤務。店長審査に合格をし、2023年10月よりBECK'S COFFEE SHOP 高田馬場店の店長に就任した。

  • ウォータービジネスカンパニー

    K.F.

    2021年新卒入社

    自販機事業部 営業推進ユニット

    大学では経済学部経営学科にて、マーケティングやデータ分析について学ぶ。就活時代にウォータービジネスの1dayインターンに参加した際、大学での学びが活かせるのでは?と感じたことや、生活に無くてはならない商材に携わりたいと考えたことから入社を決意。営業として、自動販売機の管理・運営・新規設置提案などを手がける。

  • デベロップメントカンパニー

    K.T.

    2021年新卒入社

    営業部 上野店

    大学では経済学部経営学科に所属し、ゼミでは心理学を学ぶ。人間の心の動きに興味を持つ中で、次第に「無くても困らないが、あると生活が豊かになるもの」に魅力を感じるように。また不特定多数の人に対してさまざまな仕掛けで物事を提案できる「駅の商業施設」で働いてみたいと考え、入社を決意した。エキュート日暮里での勤務を経て、現在はエキュート上野で活躍中。

ビッグプロジェクトもすでに数々経験!
20代から活躍できる環境が、ここにはある。

新卒入社後、どんなことを経験しましたか?また現在どんなお仕事をしていますか?

A.N.

入社後は、全カンパニー共通の新人研修や各カンパニーの業務を体験する研修を受講しました。その後私はフーズカンパニーに戻り、様々な業態の外食店舗・食品製造工場・弁当売店で研修をし、広く事業の理解を深めました。研修が終わり、1年目の10月からはBECK'S COFFEE SHOPの新宿店、翌年は店舗売上1位のそばいち新宿店と、非常に来店者数が多い新宿のエキナカで接客や調理、マネジメントの経験を積みました。

2年目の7月には店長になるための試験を受けて無事合格し、同年10月よりBECK'S COFFEE SHOP 高田馬場店の店長として働いています。もちろん店頭にも立ちますが、今は店長として「スタッフがいかに活躍できるお店を作るか」を1番に考えて店舗運営を行っています。

K.W.

私も全体研修後の4ヶ月間は、1ヶ月ごとに各店舗を回る研修を受けました。最初に配属となったのは、八王子支店営業課です。八王子支店管内のNewDaysでは独自に全国各地のお土産や駅弁を販売するという販促施策を積極的に行っており、その商品の選定や、販売させてもらうための交渉などバイヤーのような業務を経験させてもらいました。仙台のずんだ餅や広島のもみじ饅頭など、さまざまなお土産に携わりましたよ。お土産に限らず駅弁販売にも取り組み、特に新幹線の形をしたお弁当を取り扱ったときはかなり反響があり、取り扱った商品の商社すべてと契約することになったので印象に残っています。

その後、2023年10月よりNewDays八王子店のアシスタントマネージャーになりました。八王子店は、八王子支店の中でも売上の高い店舗であるため毎日忙しいですが、スタッフの皆さんと一緒に試行錯誤しながら楽しく仕事を行っています。

K.F.

私は、研修を受けてウォータービジネスカンパニーに本配属となってからは自販機事業部の営業推進ユニットで、駅ナカ・駅ビルにある自動販売機の販売管理を担っています。担当は八王子エリアで、山梨県の方まで広く見ているため担当駅数は100駅ほど、担当自販機は800台ほどあります。

具体的な業務としては、現場で商品を補充してくださる協力会社さんとコミュニケーションを取り、たとえば近くに学校がある駅ではニーズの高いジュースや炭酸飲料のラインナップを増やすなどの、商品ラインナップの見直しを行います。また自動販売機は“設置される向き”によって売れ行きが大きく変わる場合もあるので、データをもとに向きを変えてみたり…、自動販売機をより多く利用してもらえるよう分析・調整するのも大切な仕事です。基本的にはデスクワークですが、実際に自動販売機を見ないと分からないこともあるので、時には現場にも足を運びます。皆さん日々何気なく利用していると思いますが、自動販売機は意外と奥が深いんですよ。

K.T.

私は研修の後1年目の7月よりエキュート日暮里に配属となり、各ショップの売上向上に向けた施策考案や売場の演出、イベント区画での期間限定ショップの誘致〜設営などを手がけました。2023年7月からは、エキュート上野にて同様の業務を行っています。今は2つの常設スイーツショップと7つのイベント区画を担当しています。

イベント区画に誘致するショップは、ショップ側からの売り込みで決まることもありますが、基本的には自ら日本全国のお菓子屋さんをリサーチしてアプローチしていきます。日暮里時代には、代官山の小さなシナモンロール屋さんにInstagramのDMで声をかけたこともありました。こんな仕事をしているので、スイーツショップにはとても詳しくなりましたね。

これまでの仕事の中で感じたやりがいや、印象に残っている出来事はありますか?

A.N.

お客さまから直接「ありがとう」と言ってもらえるのが、やはり1番のやりがいです。

とても印象に残っているお客さまがいらっしゃるのですが、その方は当初少しお怒りの様子で当店に来店されました。BECK'S COFFEE SHOPではコーヒーのサブスクリプションサービスを行っているのですが、そのシステムが不調だったようで当店に問い合わせにいらっしゃったんです。もちろんシステムの問い合わせ先は他にあるのですが、分からないと突っぱねるのではなく最後まで対応したところ、最後は「ここまで親切にしてくれるなんて」とお褒めの言葉をくださいました。

最終的には、BECK'S COFFEE SHOPの問い合わせ窓口に「高田馬場店のAさんが親切にしてくれて嬉しかった」と名指しで感謝の言葉をくださって、とても嬉しかったですね。スタッフにもそういった体験をしてもらえるよう、店長として頑張っているところです。

K.W.

営業課でお土産や駅弁の選定・交渉をしていた頃は、自分が契約した商品の売れ行きが好調だととても嬉しかったですね。そしてNewDaysの店舗で働くようになり、以前とはまた違うやりがいを感じるようになりました。営業課では店頭に並べる商品を決めるまでが自分の担当業務だったため、店頭に立って初めて、実際に商品を手に取るお客さまや、商品に反応しているお客さまを見ることができたんです。客層や時間帯によって購入する商品がまったく異なるということを知れたのも、店舗勤務になってからでした。

たとえば雨が降っている日の朝は、お昼の分までまとめて購入するお客さまが多いためおにぎりがかなり売れるんです。最近は寒くなってきたので、ホット飲料がよく売れるようになってきています。売れ筋を予測して発注や準備をして、その算段どおりに商品が売れていくと、大きな達成感が味わえます。

K.F.

私は先ほどお話しした自動販売機の販売管理の他に、新規設置の提案も行っています。特に印象に残っているのは、山梨県の大月駅に「食品」を販売する自動販売機を新規設置したときのことです。大月駅は富士山に向かう富士急行線の乗り換え駅のため、観光客の利用がとても多いんです。そのため飲料だけでなくフードの需要もあるのでは?と思い、「NewDaysで販売しているお菓子を自販機で売る」という提案をさせてもらいました。

通常の自動販売機であれば提案から1〜2ヶ月ほどで設置が完了します。今回の食品自販機はウォータービジネスカンパニーで展開を始めたばかりということもあり、設置までに1年弱ほどかかりました機体の調達や商品選定などでいろいろな部署に協力してもらい、売れ行きはかなり好調です。提案から設置まですべて自分が携わったので、喜びもひとしおですね。

K.T.

日暮里のイベント区画で、その期間限定ショップのためだけに新規ブランドを立ち上げたことがあります。もともとイベント区画では、変わり映えがするように「同じブランドは1年に1回以上出店できない」という決まりがあります。しかし、長年よく出店いただいているパティスリーにもう一度出店してほしいという思いがあり、商談の際にお話させてもらいました。その商談で出てきたのが、「若手パティシエに焦点をあてた新しいブランドを作る」という案でした。

そのブランドで販売する商品は、当時エキュート日暮里で行っていたトロピカルフェアにあわせて、「それぞれの若手パティシエたちにトロピカルフルーツをメインにした商品を作ってほしい」と提案。そしてプライスカードやポスターにはパティシエたちの顔写真を載せて、商品とその発案者が分かるようなデザインにしました。結果、お店はとても活況で、プライスカードにもかなり興味を持っていただけました。パティスリーの皆さまと力を合わせてゼロからブランド作りができたので、とても思い出に残っています。

若手でも、休暇やフレックスを自由に活用可能

労働環境や働きやすさはいかがでしょうか?

A.N.

店舗勤務の仕事というと「休みが取りづらい」というイメージがあると思いますが、クロスステーションに入社して、その常識が覆されました。

私は入社3年目の頃に入籍したのですが、そのときは長期の連休をいただきました!市役所や銀行の手続きは有休を使わず普段の休みで済ませることができ、その上で結婚休暇制度を利用してハワイ旅行にも行きました。結婚祝い金もいただいて、本当に大満足です。

K.F.

本社ではフルフレックスタイム制が導入されています。用事や体調にあわせて「今日は早く帰る」「明日は少し長めに頑張る」と調整ができるので、リフレッシュもしやすいんです。

K.W.

自分の裁量で出社・退社時間を自由に決められるのは嬉しいですよね。

K.T.

デベロップメントカンパニーは、本社勤務者のみならず、一部の運営事務室でフレックスタイム制が試験導入されています。かつては「現場で働くスタッフは朝早くて夜遅いもの」というイメージがありましたが、それも徐々に変わりつつあります。

入社後にギャップを感じた部分や、驚いたことはありましたか?

A.N.

先ほど話した働きやすさはかなり衝撃的でしたね。休みの日もたくさん電話がかかって来るのでは…なんて予想していたのですが、拍子抜けするほどしっかり休めています(笑)。また「こんな早い段階で店長になれるんだ」という驚きもありました。入社年次に関わらず、頑張れば正当に評価してもらえる会社だと思います。

K.W.

若いうちから大きい仕事を任せてもらえるのは、クロスステーションの大きな特徴だと思います。本配属となった1年目の秋から販売商品の選定をしたり、商社との契約を担ったり…と、「クロスステーション」という看板を背負う仕事を多く経験させてもらいました。

K.F.

私も同じような意見なのですが、若手社員一人ひとりに任される仕事がとても大きく、想像以上にいろいろな経験ができているなと感じます。私は今年度から新入社員の教育も担当することになりました。後輩に仕事を教えることで自分自身の理解も深まっているなと感じますし、後輩から質問されて初めて知れたこともあるので、日々成長できている実感があります。

K.T.

デベロップメントカンパニーの仕事は、華やかなイメージを持たれるのですが、実際は泥臭い仕事も多いのだなと分かりました。もちろんショップの販促企画やイベントなど、華やかな仕事も行いますが、その一方でレジの登録をしたり、賞味期限やアレルギーの表示が合っているかラベルを一つひとつ確認したり…など、かなり地道な作業も担当します。ショップの困りごとを解決する“何でも屋”として働くのは少し大変ですが、その分幅広い経験を積むことができる仕事だと思います。

カンパニー間のコラボ、キャリアチェンジ…。
挑戦できることは無限にある。

当社には4カンパニーありますが、各カンパニーと協業して取り組んでみたいことはありますか?

K.T.

先ほどのK.W.さんの話を聞いていたら、リテールカンパニーとデベロップメントカンパニーには「各地域の名産品の販売やイベントを行っている」という共通点があるのだなという気づきがありました。2つのカンパニーで協業できるとしたら、駅や施設をジャックした催事など大規模なイベントも行えそうですね。

K.W.

確かに面白そうですね。営業課時代に契約交渉をした際に、百貨店等を中心に展開している商社から、コンビニでの販売に難色を示されてしまったことがありますが、、もしデベロップメントカンパニーとコラボできたら、いろいろな制約が取り払われそうです。

K.F.

ウォータービジネスカンパニーでは、アキュアというブランドで自販機事業を展開していますが、「青森りんごシリーズ」や「信州そば茶」など、アキュアオリジナルの商品も多く手がけています。普段はアキュアの自動販売機でしか販売していないのですが、駅ビルやNewDaysで販売いただいたり、イベントで紹介してもらったりできると、いい相乗効果が生まれそうですね。

A.N.

現在BECK'S COFFEE SHOPでは、NewDaysとコラボした「ココアパウンドケーキ」という商品を販売しており、駅の構内放送でもアナウンスを流してもらっているんです。いち商品だけでなく、東京駅の新幹線ホーム上には弁当売店とNewDaysが一体になった店舗もあります。こんなコラボがもっと広がっていったら面白いだろうなと思います。

今後の目標や、将来のビジョンを教えてください。

A.N.

フーズカンパニーにはさまざまな業態の店舗があるため、幅広い経験を積めるという醍醐味があります。もちろん今はBECK'S COFFEE SHOPを盛り上げていたいですが、将来的には他の業態を経験したり、カンパニーを移ってみたり、店長経験を活かして本部で店舗運営の仕組みづくりに携わってみたり…と、やってみたいことがたくさんあります。4つのカンパニーが集まる大きな会社だからこそ、当社には無限の可能性が広がっていると思います。

K.W.

今は店舗で勤務していますが、将来的には営業課で手がけていたような企画やバイヤーの業務にまたチャレンジしてみたいです。NewDays全店舗で販売するような商品にも携わってみたいですし、カンパニーを移って駅ビルの雑貨店で販売する商品に関わるのも面白そうです。店舗経験を活かして、新たな商品ラインナップを考えてみたいですね。

K.F.

今は既存取引先とやり取りすることが多いのですが、今後は新規開拓にも挑戦してみたいと考えています。アキュアの自販機はさまざまなメーカーの人気商品を取り入れられる「品揃えの良さ」が魅力なのですが、エキナカ以外の場所で見ることはまだ少なく、認知度をもっと高めていける自販機だと思います。どうすれば多くの施設に導入してもらえるか?魅力を感じてもらえるか?といった部分を考えて、自分の力で導入数を伸ばしてみたいです。

K.T.

エキュートやグランスタといった商業施設は、現在首都圏のターミナル駅を中心に存在しています。その利用者数の多さを活かして、地域の魅力や生産者さんの思いを発信し、人々に繋げていけたらなと思います。

たとえば駅のショップに来店された方が「本店にも行ってみたい」「商品を生産しているエリアにも足を運んでみたい」と思えるような仕掛けを作れたら、きっと地方創生につながるはず。我々の商業施設を、お客さまと各地域や生産者さんをつなげる“ハブ”にできるような、より意義ある施策や演出を考えていきたいです。

―――4人からさまざまな話が飛び出した今回のトークセッション。
クロスステーションの仕事内容や職場環境について、理解が深まっていたら幸いです。
若手でもさまざまな活躍ができる当社で、社会人の一歩を踏み出してみませんか?

(2023年12月 取材当時の内容になります)