社員インタビュー 新しい東京駅をつくる
存在であり、
安全と安心をまもる
存在でもある。

H.T.2021年4月入社

デベロップメントカンパニー
営業部
東京店

プロフィール
大学時代は国際観光学部で、産業や地域、文化、グローバルといった観点で観光学を学ぶ。就職活動では観光業界やサービス業界を中心に探す。エキナカのコーヒー店でアルバイトをしていたこともあり、エキナカ店舗を支えるデベロッパーの仕事に興味を持つようになる。JR東日本クロスステーションの会社説明会やインターンシップに参加する中で志望度が段々と高まり、入社に至った。
経歴・異動歴
入社後の研修期間を経て、営業部 東京店へ配属。最初はエキソト担当として、グランスタ八重北、グランスタ八重洲、GranAge などに入る店舗のサポート業務を経験する。2022年1月から現職。グランスタ東京・グランスタ丸の内の飲食店担当として、エキナカ店舗のサポート・フォローを実施。売上促進や商品開発、キャンペーン企画などを提案・推進している。

売上アップの企画考案から運営保守業務、
新店開業サポートまで、いつも頼ってもらえる存在。

私たちエキナカ店舗を支えるデベロッパーの役目は、担当店舗の戦略アドバイザーやコンサルタントとも言えます。担当の店舗運営に関するあらゆることに対して、毎日相談が寄せられて、意見が求められる仕事だからです。私の場合、東京駅という大きな商圏で、担当する飲食店が目標とする売上予算を達成し、大勢の駅利用者から愛されるお店になるようにサポートすることがミッションになります。

現在所属するグランスタ東京・グランスタ丸の内に入る飲食店のうち、私は15店舗を担当しています。毎週すべての店舗を訪問して、お店の状況を確認し、困ったことがあれば相談にのっていくのが日課です。また店舗の日商や月商を確認し、売上推移の原因を探って1つずつ対策を提案していきます。売上が伸びた場合、その原因はどこにあるのか?逆に売上をもっと伸ばすにはどうしたらいいのか?…と。時には、新メニューのアドバイスをしたり、キャンペーンを企画したりすることもあります。どんなアドバイスをするかは、私たち次第です。たとえば「売上をもっと増やしたい」という店舗からの相談に「テイクアウトOKのメニューを増やして、もっと宣伝しましょう」と提案したり、「お店の回転率をもっと良くしたい」という相談に、「時間制を設けたらどうですか」と他社事例を元にアドバイスをしたり。自身の提案がヒットして担当店舗の課題を解決できたときは本当に嬉しいですし、 パートナー(取引先)との関係性をさらに深めることができ、これまで以上に頼ってもらえるようにもなります。

他にも、レジや厨房機器などの故障時における修理業者の手配・施工管理、エキナカで買い物をされるお客さまからの問い合わせ対応など、ありとあらゆる場面で、私たちに声がかかります。そのため毎日があっという間に過ぎていきますが、毎日仕事を終えるときに「今日もたくさん頼ってもらえた」という大きな満足感を得られます。やりがいは十分ですよ。

新店舗オープンの指揮管理を、たった一人で経験。
入社年次が浅くても、挑戦できる環境。

入社して1番のターニングポイントであり、私の大きな自信にもなったのが、エキナカ新店舗の開業準備を一人で手がけたことです。オープン日までの段取りを組んで、内装工事会社や電気・ガス会社の手配、工事の施工管理、備品やレジの発注、関係各所との書類手続き、出店するパートナーへの東京駅のバックヤードの案内など、とても多くのことを経験させてもらいました。オープンまでの約1ヶ月間は、本当に目まぐるしく大変でしたが、この経験があるからこそ新店舗開業の際の業務フローが理解できました。加えて沢山の知識も増えたと実感しています。このように幅広い知見を持つことで、自身をさらにプロフェッショナルへと成長させることができ、よりレベルの高い仕事に挑戦していけるのだと思います。

私は「井の中の蛙大海を知らず」という状態が好きではないため、今後もいろいろな業務に携わりたいと思っています。そのためにはやはり沢山の知識と経験が必要です。その点、デベロップメントカンパニーでは若いうちから自身のキャパシティが一杯になるほどの経験をさせてもらえ、どんどん成長出来る環境だと感じています。

私は東京駅のエキナカの飲食店担当ではありますが、駅を利用されるお客さまからしたら“東京駅のスペシャリスト”でもあるんですよね。駅がもっと大勢の人にとって便利で魅力的な場所になるよう“新しい駅をつくっていく人”であり、急病人対応や飲食店の厨房機器の修理対応などを行う“駅の安全・安心を守っていく人”でもあります。こんなにも幅広い役割を担えるのは、デベロップメントカンパニーならではの特権。いろんな経験を積みたい、仕事を通して成長したいという人にとって、私たちの仕事はまさにぴったりだと言えます。

クロスステーションだからできる、実現したいエキナカは?

大学時代に観光学を学んでいたことや英語が好きなこともあって、今後は海外事業に挑戦してみたいです。当社の各カンパニーの知恵とアイデアを結集させてオリジナル商品を開発したり、東京駅の魅力をもっと世界へ発信してインバウンドの観光客をもっと増やしたり、今以上にエキナカを盛り上げるための挑戦をしたいです。今クロスステーションでは、新しいエキナカを作り出すためにどの部署も試行錯誤を繰り返しており、前例がないような新しいアイデアを実現していくことが必要。若手の意見が採用されるチャンスも多いのです。

(2023年12月 取材当時の内容になります)