社員インタビュー 店舗は、
販促・マーケティングを
実践できる場所。
駅からエンターテインメントを届けたい。

M.S.2017年新卒入社

リテールカンパニー
大宮支店
NewDaysさいたま新都心店
アシスタントマネージャー

プロフィール
大学時代は工学部でデータ分析学を専攻。学生時代から販促・マーケティング分野に興味があり、就職活動中に、JR東日本クロスステーションであれば自社商品も開発でき、自店舗で販促と販売が行え、お客さまの反応を知ることができる等、マーケティング活動の一連に携われると考え入社。将来実現したいのは、大勢の人が集まる「駅」という場所を情報発信の場所にすること。趣味は映画鑑賞、漫画、音楽、フェス。
経歴・異動歴
1年目は研修期間として、コンビニや専門店など複数店舗の業務に携わり、基礎を学ぶ。2年目は、営業本部コンビニエンス営業部運営イノベーション課に所属。MD(マーチャンダイザー)として店舗の商品仕入・企画を担当。地域限定商品の発掘など、店舗の業績向上を図る施策を企画する。入社4年目にリテールカンパニー営業部店舗変革ユニットに異動し、店舗でのセルフレジ導入・運用に携わる。2021年12月から現職。大宮支店 浦和エリアNewDaysさいたま新都心店で店舗運営を担っている。

描きたいキャリアに向かって、
数えきれないほどの挑戦ができる環境。

20代から何回も挑戦できる機会を与えてくれる会社、それがリテールカンパニーです。私は学生時代から販促・マーケティングの仕事に興味があり、入社してからもずっと「販促やマーケティングの仕事に携わりたい」と言ってきました。リテールカンパニーは、そんな私の声に耳を傾けてくれて、着実に経験が積める環境を用意してくれました。

入社してからの5年間で、数多くの挑戦を経験しています。若手社員のNewDays携帯アプリの開発プロジェクトに参加したり、店舗で販売しているパンのフードロス改善の仕組みを考えたり、「学生インターンシップの企画運営」でリーダーに任命されたり、挙げればきりがありません。そして将来、販促・マーケティングの仕事に就くためには、現場のことをもっと知りたいと考え、自ら手を挙げて本社勤務から店舗への異動を希望しました。2021年12月からは、NewDaysさいたま新都心店で店舗運営に携わっています。

アシスタントマネージャーとして、20名のスタッフを指揮しながら、店舗の売上・商品発注・人の管理を任されています。特に私が意識しているのは、売場づくりと販促企画です。新商品が発売されたら、一番目立つ店舗の入り口前に陳列したり、「スイーツの日」という施策ではスイーツの森というコーナーを設置したり。お客さまに商品を選んでもらう楽しさを日々演出しています。販売促進の企画を自由に考え、お客さまの反応を見て試行錯誤で実践できるのが、この仕事の醍醐味だと思っています。

また、スタッフの協力がなければ店舗は運営できません。マネジメントでは、スタッフと何でも話せる雰囲気づくりを心がけています。私から積極的に話しかけますし、スタッフからも仕事のことや趣味のこと、雑談など何でも話せる職場にすることで信頼関係を深められるようにしています。会話が多いほど、信頼は深まる。これが私のマネジメント方法です。

NewDaysの店舗運営は、
販促とマーケティングを実践できる場所でもある。

最近私が手がけたのが、夜の時間帯の客数を増やすための「夜割」というキャンペーンです。18時〜21時における駅の利用者数に対して店舗利用者数が少ないというデータがあり、その改善策として企画しました。

原因を調査してみると、どうやら駅近隣のスーパーで惣菜や弁当のセールをしており、その利用者が多いのでは?という仮説が。そこでNewDays店舗でも、夜間に惣菜や弁当などの割引セールを行うことにしました。駅構内や近隣企業にチラシを配布し、大々的な告知をしたのです。結果、店舗の売上は大幅にアップし、客数も伸びました。しかもキャンペーン終了後も夜間の客数は安定しており、店舗のことを知ってもらうための販促企画として大成功しました。すぐにこの「夜割」は他のNewDays店舗にも展開され、会社全体の業績向上に貢献できたのです。とても嬉しい成功体験になりました。

このキャンペーンに取り組む際に、スタッフ一人ひとりに手紙を書いて直接渡しました。「夜割」は、これまでにない大掛かりなキャンペーンだったため、スタッフに期待することや自身の想いを文面で伝えて、店舗全体でキャンペーンを盛り上げることを意識したのです。結果、スタッフが以前よりも増して積極的に動いてくれるようになり、マネジメントの醍醐味も体験できました。この“手紙”の取り組みも、「夜割」を大成功に導いた大切な要素となりました。

販促・マーケティングの役目は、「人を動かす」ことだと考えています。それには、人を移動させる、気付かせる(視点を動かす)、感動させる(心を動かす)という意味が含まれており、すべて店舗で実践できます。お客さまに「エキナカ店舗は面白い」「ワクワクする」と感じてもらえるように、店舗運営を極めていきたい。そして近い将来、販促・マーケティング分野で存分に力を発揮したいです。今の経験は、確実に未来のキャリアにつながっていると考えています。

クロスステーションだからできる、実現したいエキナカは?

将来実現したいのは、「駅からエンターテインメントを届ける」ことです。クラフトビールや日本酒、スイーツなどの特定のカテゴリーに特化した商品が並ぶコンビニや、お客さまが趣味を見つけるワークショップ、レコードショップや漫画に特化したブックストアなど「好き」を深掘りするお店、若手デザイナーやイラストレーターと共同制作のショップなど、駅の固定観念を覆す事業をしてみたいです。毎日大勢の人が利用する駅から、日本の文化を盛り上げていきたい。社内には多種多様な経験を持つ方たちが大勢いるので、知見を組み合わせることで可能だと考えています。

(2023年3月 取材当時の内容になります)