社員インタビュー 自動販売機という小売業と、
アキュアメイドという
メーカー業の
両面を持つ強み。

M.F.2010年中途入社

ウォータービジネスカンパニー
商品部
商品販売ユニット

プロフィール
前職のIT企業でWEBディレクション業務を経験。その後ワーキングホリデーを活用しオーストラリアで1年間過ごす。その際に、日本は自動販売機大国だと気づかされる。帰国後は、当時エキナカブームだったこともあり、「エキナカ」「自動販売機」をキーワードに転職活動を行い、当社に入社。現在は、育児と両立しながら時短勤務制度を利用している。
経歴・異動歴
入社後は営業部自販機統括ユニットに配属となり、JR東日本の駅に自動販売機を設置する営業活動に携わる。その後は、通信販売事業や商品バイヤーなどを経て、現在は商品部商品販売ユニットで、自社オリジナル商品『アキュアメイド』を全国の小売店やホテル、飲食店等で取り扱ってもらえるように提案する営業活動と、自動販売機を活用した広告業務の企画・運営・管理をしている。

新しいことに挑戦し、困難があれば乗り越える。
アイデアを実現させてくれる仲間がいます。

中途入社で他社を経験してきた私だからこそ言えるのですが、ウォータービジネスカンパニーには「自分の発想・アイデアをカタチにする」風土があります。どんなに難しい挑戦であっても、社内はもちろん社外の方も協力的で、いろいろなことをチームの力で実現することができています。

当社には『プラスアキュア』というチルド飲料などを販売している自動販売機があります。以前、そのプラスアキュアのバイヤーをしていた時、たまたまスーパーでフタ付きカップ飲料のタピオカミルクティーを見て、「プラスアキュアを利用してくれているお客さまに絶対に気に入ってもらえる!」と思い、メーカーへ連絡をしました。しかし商品化を進める中で、商品の形状特性上、受け取り口へ商品が落ちる際に「フタが取れる」「ストローが落ちる」といった自動販売機ならではの課題が浮上。これを解決するために、自販機の構造を熟知する部署と連携しつつ搬出テストをしたり、資材の見直しを製造メーカーへお願いしたりと、関係各所の協力が不可欠でした。その結果、構想から実現まで半年以上かけようやく販売に至ることができました。運良くタピオカブームがやってきたこともあり、売れ行きも好調で、自動販売機の歴史を変えたと言ってもいいかもしれません(笑)。

仕事は決して一人では完結できず、チームで進めていくことでカタチにしていくもの。どんなアイデアでも実現に向けてサポートしてくれる仲間が、ここにはたくさんいます。私が時短勤務で育児と両立させながら働けているのも、上司や同僚に理解してもらえる環境とサポートがあるからこそだと思っています。私と同世代のママさん社員が大勢活躍しているのも、そんな風土が根付いている証拠。働きやすい環境だと断言できますよ。

エキナカから、エキソトへ。
自社商品のファンを全国に増やしていきたい。

現在は商品部商品販売ユニットで、自社オリジナル商品「アキュアメイド」をJR東日本グループのエキナカはもちろん、エキソトへ展開することがミッション。日本全国で販売されるように、直接小売店への営業活動や、全国卸の商社に企画提案をしています。

最近では、JR東日本グループの枠を超えた取り組みの一つとして、西武鉄道さまの運営する駅ナカ・コンビニ「トモニー」で当社オリジナル商品である『青森りんごシリーズ』が販売されることになりました。もともとは、当社の営業部が自動販売機の設置提案で商談を進めていたのですが、お話を進めていく中で、飲料メーカー業としてのご提案が採用されました。西武鉄道を利用されるお客さまにも「素材にこだわった果汁飲料を楽しんでもらいたい」という想いをぶつけたところ、結果的に商品の採用だけではなく、「トモニースタイル」という外装ラッピングでの広告展開ができる店舗で、大々的にアピールして販売していただけることになったのです。「西武鉄道 × JR 東日本クロスステーション」というタイトルでプレスリリースも行いました。これは、自動販売機という小売業とアキュアメイドというメーカー業の両面を持った当社だからこそ、実現できた提案だと思います。

クロスステーションだからできる、実現したいエキナカは?

当社は、エキナカ事業に精通する4つのプロ集団が集まった会社。今後はプロ集団ならではの知見を活かした「楽しいこと」をカタチにできればいいなと思っています。その中で私自身は、常に新しい事にチャレンジしていたいと思いますし、与えられたミッションに対して、誰でも対応できる「しくみ」をしっかり作りたいと思っています。

(2021年12月 取材当時の内容になります)