社員インタビュー 入社3年目で、
エキナカの新サービスを背負う。
若手営業企画の飽くなき挑戦。

K.N.2022年4月入社

ウォータービジネスカンパニー
自販機事業部
企画ユニット

プロフィール
大学時代に東京駅でアルバイトをしていたことから、エキナカでの仕事に興味を持つ。中でも、“まるで飲むソフトクリーム”と呼ばれる飲料「贅沢バニラミルク」など斬新な商品を展開する当社に惹かれ、入社を決意。趣味は美味しいお店巡り、プロ野球観戦、ドライブ。
経歴・異動歴
入社初年度から現在の自販機事業部企画ユニットに所属。1年目で幅広い業務を経験した後、2年目より食物販自販機や自販機付帯サービス(モバイルバッテリーレンタルサービスや、外貨両替機など)の営業企画を担う。

飲料だけじゃない。自販機の新しい可能性を探り、広げる開拓者。

想定していたよりもずっと面白く、自分のやりたい仕事ができている。それが、私がクロスステーションに入社して抱いた1番の感想です。

私の仕事は、食物販自販機や自販機付帯サービスの営業企画。担当しているサービスをエキナカで営業するためにはどんなスキームが必要か、どうすればうまく運営ができ、売上が伸ばせるかを考えるのがメインミッションです。お菓子軽食が買える食物販自販機のほか、最近は自販機の横にモバイルバッテリーのレンタルスタンドや外貨両替機など、自販機以外のサービスを設置するロケーションも増えてきました。各駅の現場担当者と連携しながら、設置数の拡大を目指しています。

食物販自販機や自販機付帯サービスが面白いのは、飲料自販機と比べてまだまだ歴史が浅く、普及しきっていないところです。設置してある駅が少ないからこそ、「どうすれば設置してもらえるのか?」「どんな駅にニーズがあるだろうか?」などを考える余地が大きく、できることや考えられることがたくさんあるのです。自身で考えたことがうまく実行できて、しっかりと売上に繋がったときには、大きな達成感が味わえます。

どの駅、どの場所にどんなサービスを設置するかは、多角的な視点をもって考えていくのがポイントです。「食物販自販機は20代からの支持が厚いため、若者が集まる駅に設置するとマッチするのでは?」「外貨両替機はインバウンドの観光客が多い駅や空港近くの駅に設置すると利用数が増えるのでは?」など自販機から取得できる売上データを参考にするのはもちろんのこと、設置する駅の事情を踏まえることも大切です。たとえば一見すると自販機を設置できるスペースであっても、扉を開けて商品補充をする際にお客さまの流動の妨げとなる場合があるなど、、さまざまな状況を加味した提案でなければ設置には至らず、駅や自販機に関する情報収集は欠かせません。ちなみに、どこにいても自販機やホームの空きスペースのサイズを測れるよう、メジャーは常に携帯しています(笑)。

試行錯誤して成功させた、全く新しい自販機オペレーション。

これまでの仕事で印象に残っているのは、千葉県の上総一ノ宮駅に食物販自販機を設置したときのことです。上総一ノ宮駅は周辺にコンビニや商店が少ないため、食物販自販機を導入したいという声があがっていました。しかし駅自体が都心エリアからは遠方にあるため、商品を補充するオペレーターが確保できず、どう運用していくべきか?と困っていました。

そこで私たちが考えたのが、「駅社員に補充をお願いする」という今までにないオペレーションです。もちろん駅社員も忙しく働いているため、そもそも補充をお願いするのは現実的か、補充にどれくらいの時間を要するか、どういった手順で補充するのか…と細かくシミュレーションを行った上で提案させてもらいました。

補充する時間まで細かく設定したマニュアルを新たに作成したり、自販機の操作方法を駅社員へ直接レクチャーしたり、オペレーションにトラブルがあったらその度に現地へ駆けつけたり…と、駅社員の商品補充へのハードルを下げられるように奮闘したのはいい思い出です。

結果的にこのオペレーションは円滑に運用できるようになり、渋谷駅でも同じように食物販自販機が展開されることになりました。上長の力を借りながらではありましたが、自分の手で成功事例を作れたことがとても嬉しかったですね。

今後は、先ほど話したモバイルバッテリーや外貨両替といった新規サービスの拡充に励んでいきたいです。「自販機=飲み物」という固定観念から脱して、ゼロからサービスを考えるのは大変ですが、同じくらい面白さも実感しています。ウォータービジネスカンパニーは、当社の中でも特に新しいことに取り組む姿勢が強いカンパニー。「今までにないものを生み出したい」「知的好奇心の強さを仕事に活かしたい」といった方に、おすすめしたいです。

クロスステーションだからできる、実現したいエキナカは?

エキナカにマッチするような、まったく新しいサービスを作ってみたいです。飲料自販機のように“駅にあったら嬉しいサービス”は、他にもまだまだあるはずです。たとえば「キャラクターグッズが買えるかわいい自販機」があったら、エキナカがもっと盛り上がるかもしれません。今の私は食物販自販機やモバイルバッテリーレンタルのサービスを担当していますが、その他の可能性もいろいろと探ってみたいです。

(2024年12月 取材当時の内容になります)