パンが卵になって、鯉のぼりに変身!? 高輪ゲートウェイ駅で親子が夢中になった「たのしいはぐくみ」体験レポート
- 環境への配慮
- 資源循環
- 地域活性
環境問題やサステナブルという言葉は耳にするけれど、子どもに教えるのは少し難しい……。そんな悩みを吹き飛ばすような、笑顔と熱気に包まれたイベントが2026年のゴールデンウィークに開催されました。舞台は、2025年の春に街開きをした「TAKANAWA
GATEWAY CITY」。
高輪ゲートウェイ駅改札外のイベントスペース「マチアイ」で行われたサステナブルフェア第2弾『たのしいはぐくみ』では、子どもたちが五感を使って「循環」を学ぶ、ユニークなワークショップが多数登場しました。「お勉強」ではなく「最高の遊び」として楽しんだ、その賑やかなイベントの様子をレポートします。
目次
パンが卵になって、鯉のぼりに変身!? 手を動かして学んだ「循環のストーリー」
イベントで特に大きな歓声が上がっていたのが、卵の殻を使った絵付け体験です。これは、エキナカでどうしても出てしまう余剰パン(ロスパン)を冷凍・加工して鶏の飼料とし、それを食べて育った鶏が産んだ卵の殻を使って、子どもの日の鯉のぼりを作るというユニークな試みです。
「みんなが食べたかもしれないパンが、ニワトリのごはんになって、その卵の殻が今ここにあるんだよ」。スタッフの説明に子どもたちは目を丸くしながら、色鮮やかに絵付けを楽しんでいました。パンから鶏、卵、そしてアートへ。モノが形を変えてぐるぐると巡る面白さを、子どもたちは言葉ではなく、自分の手を通じて実感しているようでした。
宮大工の伝統技術から小麦の観察まで。五感で楽しむ多彩なワークショップ
会場では他にも、子どもの好奇心を刺激するバラエティ豊かな体験メニューが用意されました。「親子で国産小麦のピザ作り体験」では、生地をこねて好きな具材をのせるだけでなく、焼き時間を活用して小麦の穂や実をじっくり観察するクイズ大会も実施。また、廃棄されるミズナラの端材を活かし、宮大工の指導のもと釘を使わずに組み立てる「組み木樽&My箸作り」など、本物の素材と日本の伝統技術に触れる貴重な機会も提供されました。
さらに、大人限定のワークショップ、「パン作りとロスパンから作ったビールを楽しもう」も大盛況。ロスパンがビールに変わる工程を学びながら、焼き立ての自作パンとお酒を味わうという、美味しく学べるサステナブルな大人の休日スタイルが提案され、参加者は特別なひとときを楽しんでいました。
「おいしい」が未来を救う。大好評のサステナブルグルメも勢ぞろい
ワークショップに加え、会場をさらに盛り上げたのが、3月までエキュートエディション新橋や有楽町などで開催され大好評だったグルメフェア「おいしいめぐみ」の限定メニューの再販売です。「チキンメンチカツバーガー」や「サステナブルな黒トリュフのたまごサンド」など、未利用・余剰食材を職人のアイデアでおいしく生まれ変わらせた19種類のメニューが集結しました。
「食べる」ことから一歩進んで、「知る」「つくる」「体験する」へと広がった今回のイベントでは、多くの親子が楽しみながら未来へのバトンを繋ぎました。ここで体験した「ちょっといい選択」の思い出が、子どもたちの心にやさしく育まれていくことを願っています。
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